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[ CD ]
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ララバイSINGER
・中島みゆき
【ヤマハミュージックコミュニケーションズ】
発売日: 2006-11-22
参考価格: 3,150 円(税込み)
販売価格: 2,790 円(税込)
中古価格: 2,749円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. 桜らららら 2. ただ・愛のためにだけ 3. 宙船(そらふね) 4. あのさよならにさよならを 5. Clavis-鍵- 6. 水 7. あなたでなければ 8. 五月の陽ざし 9. とろ 10. お月さまほしい 11. 重き荷を負いて 12. ララバイSINGER
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カスタマー平均評価: 5
名盤です。 個人的には「EAST ASIA」以来、久々に昔のみゆきさんが戻ってきたという感じです。みゆきさん独特の重々しさ、暗さが漂っています。ここ最近の曲はライトな作品が多かっただけにうれしかったです。「お月さまほしい」は、いじめをテーマにした歌なのでしょうか。リアルな歌詞ががんがん心に響いてきました。「重き荷を負いて」は現代版「ローリング」といった感じで、必死に生きてるけどうまくいかない人たちへの応援ソングです。ただ、気休めを言うだけで安い言葉を並べているような歌とは違います。あくまで悲しみと向き合って現実と向き合って這い上がっていけというみゆきさんの言葉が聞こえてくるようです。
「水」と「とろ」にみる中島みゆきだけの音楽。 風に叫ぶような情熱の曲が目立ちますが、繊細な曲「水」は乾いた喉に潤いを与えるように存在します。イントロのおおらかさは「帰省」のよう。しかし詞は難解です。ここでの“水”は水以上の言葉に出来ない何か、生きる上で必要なもの(魂や愛、或いは神や仏の恩恵)の象徴として描写は進み、しかも自分で自分の心は飲めないと言い更にあなただけの水がない、といいます。それまで“あなた”と“水”はほぼ同格でしたから“あなた”は見返り無用に与え続ける存在なのでしょうか。最初に湧き出る泉も降り注ぐ雨も私にとって水ではなかった、という地点から始まる点をみれば、“あなた”を通って生れ来る水でなければいけないようです。しかし前半は私に水を下さいと言う視点ですが、最後は“あなた”のための水を誰か恵んで下さい、という視点に変わっている点が更なる謎でありこの詞のヒントのような気がします。また何か時事的な要素を含んでいるようにも思えます。とにかく世にある水をテーマにした色々な詞の中でも得意な切り口ですし、生と死を見つめてきた彼女でしか成立しえないPOPS業です。
「五月の陽ざし」のようにシンプルな短編物語も素晴らしいと思いましたが、続く「とろ」は更に中島みゆきの作品を手に入れた効用を感じました。ピュアさが痛いほど伝わってきてよくぞこういう曲を生み出してくれたものだと思います。昔から弱いものに宿る美徳を見逃さなかった彼女だからこそでしょう。この声色、曲調は単なる不器用さ(とろさ)やユーモアさより、主人公の純朴さを率直に感じます。「ろ」を巻き舌にし強調する歌い方は、主人公のその言葉に対する重さを表すようです。曲最後まで考えてばかりの主人公にした詩の世界を聞き終わると、しかしその一生懸命さが報われる日が来るよ、と思えてきます。
らしいです みゆきさんのアルバムはすべて持っていますが、とてもみゆきさんらしいアルバムです。
私は「お月さまほしい」に強く心打たれます。
「どんなにひどい一日の終わりでも、笑って帰って行った君だから」
そうやってしか生きていけない人に対してきちんとできない自分を、けれどせめて何か贈りたい気持ちを、強く訴えるこの曲は、何もできないでいる私の心を映します。
あなたにも、そんな健気だけれど不器用な生き方しかできない人が周りにいないですか。
そんな人に贈ってあげたい曲です
これほどの歌姫はもう二度と現れないんだろうなぁ と思いながら、このアルバムを聴いてみます。
事故で足が不自由になり、両手で杖をつきながら、
よたよたと歩いています(長い距離は歩けません、またゆっくりしか歩けません)。
「とろ」や「重き荷を負いて」はそんな私にとって
胸に深く突き刺さり涙を堪えることができない応援歌です。
「宙船」は力強い歌声で胸が熱くなります。
TOKIOのバージョンもいいと思っていましたが、
格が違うと言うか貫禄があるというか(流石と言うしかない)、
何せ、出だしから鳥肌が立つようなアレンジにシビれます。
「桜らららら」のような優しさにあふれた歌い方や
「宙船」のドスの効いた歌声、「とろ」のようなとぼけた?感じの歌声、
色々なみゆき節を満喫できるアルバムに仕上がっています。
心が体が疲れ傷ついた人に、癒しと生きる力を与えてくれます。
メッセージのすごさ(特に若い人へ、、) 今まで一番好きなアルバムです。
末娘からの相談を受けてもどの様に動いたら良いか分からない。
子育て中の悩みなんて本当にたのしいものヨ、、と言われた事が懐かしいです。
『 宙船』の歌詞『お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな?!』
今、いじめられている者達に、自殺しかないと悩んでいる人々にメッセージを発信していると思えて…なりません。
娘もありました。
そのとき彼女は、自分のオールは離さずオールを握ってゆっくり向かう方をさがしながら漕いでいました。
口ずさみながらその時の彼女の辛さとダブり涙ぐんでしまいます。
今、色々な事件の報道を聞いてつらくなります。
『君は君の、自分の人生のオールをゆっくりでいいから漕いで欲しいと思っています。(あなたのお母さんに代わって伝えたいです。)』
日本語のすごさを教えていただきました。ありがとう。
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[ CD ]
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ザ・ベリー・ベスト
・セリーヌ・ディオン ・R.ケリー
【エピックレコードジャパン】
発売日: 1999-11-13
参考価格: 2,520 円(税込み)
販売価格: 2,000 円(税込)
中古価格: 980円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. パワー・オブ・ラヴ 2. ビューティー・アンド・ビースト 3. ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー 4. イッツ・オール・カミング・バック... 5. オール・バイ・マイセルフ(シング... 6. イモータリティ 7. トゥー・ラヴ・ユー・モア 8. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン 9. ビー・ザ・マン(オン・ディス・ナ... 10. アイム・ユア・エンジェル(デュエ... 11. ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ 12. イフ・ウォールズ・クッド・トーク 13. ザ・ファースト・タイム・エヴァー... 14. オール・ザ・ウェイ 15. ゼン・ユー・ルック・アット・ミー ・・・
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カスタマー平均評価: 5
う、うーん。上手い??! セリーヌの歌声を一言で表現したら、心地よく冷たい澄んだ川のせせらぎとでも・・
温かみは余り感じませんが、気品ある歌唱力は誰よりも優れていると感じます。
デュエットもかなり年長のフランク・シナトラとかとの方が、自然に聞こえる。
クラシカルでなお且つ新鮮。
ロバータ・フラックの「ファーストタイム・エバー・アイ・ソー・ユア・フェイス」は包容力、温かみの点では少々物足りなさがあるものの、やはり歌唱力で聞かせます。
声を張り上げるだけの時代は終わって、内面の深みを感じさせる年齢でしょうか、ますます今後が期待できると思います。
歌うために生まれた人 すごいパワーです!
それぞれの歌をいろんな歌声で歌われています。
解説に「歌うために生まれてきた人だ」と書かれていました。
まさにそのとおりだと思います。
セリーヌさんの歌声は圧巻です。力強くて、優しくて・・・。
どの曲もすべて素晴らしいです。
まさに、すごいペスト盤だと思います。
セリーヌを誰よりも愛す。 収録された十七曲のうちの七曲が新曲とか。しかし、クラシックはちょくちょく買いもとめることはあっても、ポピュラーにはまるで食指をうごかさなかったから、はじめて耳にする十六曲は新曲みたいなものだった。
「マイ・ハート・ウイル・ゴーオン」
彼女ひとりにこころ奪われて、ほかの女性はまるで眼中にない。この曲への魅入られかたは、そのようなものだった。FMで流れたのをカセットに収録して、くりかえし聴いてきた。でもラジカセが壊れてしまって、もう何年も聴けていない。
このCDを機器にセットするとき、こころときめいた。
「オーバーな。まるで恋人に再会するみたいな話をして」と受けとるのは勝手だけど、ほんとに、そうだったんだから。いやいや、宅配のひとから、CDをうけとったとき、こころが、ふぁっと浮きあがったのでした。もう離さないというおもい。セリーヌ・ディオンは活動を休止していると遅ればせに知って、ひょっとすると、タイタニックのあの曲を二度と耳にしないかもしれない、という焦りに似た気持ち。しかし、もうこれでだいじょうぶ。
これからはセリーヌ・ディオンのレパートリー(もちろん聞くほうの)をじっくりと広げていく。その意味で、さらっとひととおり聴いてみて、格好のアルバムとおもいます。もう焦ることはない。
フランス語のヒットを入れないのは残念 これだけヒット曲をそろえていれば聞き応えあるけれど、
1曲くらいフランスでヒットしたフランス語の曲を入れて欲しかった。
女性歌手のベストでは、LeAnn Rimes,Shania Twainなども
聞き応えアリ。
楽曲の素晴らしさに感動、フランク・シナトラの声も聴けます セリーヌ・ディオンのベストアルバムの中で、一番、万人受けするアルバムだと思います。10曲目までが過去のヒット曲で構成され、11曲目以降の7曲が、このアルバムのための新録曲となっているようです。14曲目の(原題の)タイトル・ナンバー“ALL THE WAY”は、フランク・シナトラが、過去に全米で大ヒットさせた曲で、シナトラのヴォーカル・パートをミックスした、夢のデュエット曲になっています。 アルバムのプロデューサーは、デヴィッド・フォスターと、『タイタニック』のジェームズ・ホーナー。新たな制作/作家陣には、マックス・マーティン(バックストリートボーイズなどを手がける)、マット・セレティック(エアロスミス、マッチボックス20など)らが参加。−−−−−以上、ライナーノーツ参照。 7曲目の“TO LOVE YOU MORE”では、葉加瀬太郎さんのヴァイオリンが聴けますが、95年10月にリリースされた8cmシングルCDのヴァージョンとは少し異なります。シングルCDでは<5分31秒>でしたが、このアルバムでは<4分42秒>に短縮されています。間奏部分の葉加瀬さんのヴァイオリンがカットされているので、シングルCDバージョンを聴きなれている人にとっては、少し、せわしない感じもしますが、歌詞はそのままですし、セリーヌ・ディオンのヴォーカル部分はカットされていないので、さほど気にする必要はないと思います。 ひとつ気になる点は、何度も繰り返し聴いていると、声を張り上げる歌唱方法の部分が、若干うるさく感じられることです。
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[ CD ]
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「ARIA」オリジナルサウンドトラック
・TVサントラ ・河井英里 ・ROUND TABLE featuring Nino ・牧野由依
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2005-11-23
参考価格: 3,045 円(税込み)
販売価格: 2,740 円(税込)
中古価格: 2,740円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. ゴンドラの夢 2. ウンディーネ(forest mi... 3. 鐘楼のパトリ~ネオ・ヴェネツィア~ 4. AQUA 5. 夏便り 6. アクアアルタ日和 7. 満月のドルチェ 8. 恋とはどんなもの? 9. バルカローレ(河井英里) 10. 迷い込んだ路地へと 11. 幻想カーニバル 12. 静かにあふれる涙 13. 届かぬ想い 14. 逆漕ぎクイーン 15. ARIA(河井英里) ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
疲れてる人に聴いて欲しい これほど聴く時の心情で大きく印象が変わった音楽は初めてです。
初めてアニメを視聴した際には「音楽いいな」というくらいでそこまで気に留めなかったのですが、しばらくしてからもう一度観たときに聴いただけで涙が溢れるのではないかというくらいに感銘を受けました。
そのときはすごく疲れてたんですよね、多分。
それ以来何か行き詰ったときや、疲れたときに聴くとすごくスッキリします。
たかだかアニメのサントラという枠には収まらない素晴しい音楽だと思います。
水面を渡る風 ネット界隈で静かに人気を集めるARIAのサントラ。ショーロというブラジルの古典舞踏音楽をベースに、独自の音楽世界を構築している孤高の三人組、ショーロクラブが手掛けたアニメサントラであるのだが、これがサントラというよりも、ショーロクラブのアルバムと言っても過言ではないくらいの出来なのである。アニメなので、ヴォーカルもそれっぽい方を起用してのものだが、バックの三人が凄腕なので、稚拙さを補って有り余るくらいのクォリティで我々リスナーに迫ってくる。ミュージシャンズ・ミュージシャンとして、ブラジル本国でも高い評価を集めているショーロクラブ。このアルバムを契機として、様々な方に彼らの素晴らしい音楽に触れてもらいたいものである。
アニメサントラを超えた作品 以前からアリアを見ていてBGMがいいな?と思ったのですが、調べてみたらサントラが非常に評判がいいので買ってしまいました。
他のレビュアーのみなさんが書かれているように、単なるアニメサントラという枠を超えた名曲だと思います。アコースティックギターとピアノの音色を聴いてるとめっちゃ癒されます。
アリアという作品を知らない方でもこのサントラは非常にオススメですね。
OPとEDが本来のバージョンではないのでそれを聴きたい方はこれとは別にボーカルコレクションのCDを買うことをオススメします。できれば本来のフルバージョンをいれて欲しかったかな?とは思いますね。
でも、EDのドラムなしバージョンはこれはこれでボーカル部分が際立つ感じで私は好きです。
収録曲の順番がTV版のアバンタイトルのBGMから始まってEDの「Rainbow」で終わるところが、一本の作品を見たような感じになれてよかったです。
自分はこれと一緒に天野さんの画集を買ったのですが、このCDを聴きながら画集を見てると本当に幸せな気分になれます。
アリアが好きな方には是非是非聞いてもらいたい作品ですね。
沢田さんのストリングスが心地よいです。 さすがって感じです、ショーロクラブの奥の深さを物語っている快作です。
サントラの音楽も数多く手がけらている沢田穣治氏のオケアレンジが好きなのでこの作品にも見られる怪しいサウンドが、肝ですね。妹尾武さんとショーロクラブ、このコラボユニットの次回作大いに期待してしまいます。
先入観をなくす音楽集 本作を聴いた第一印象は、アニメーションのサントラとは思えない程の
クオリティである。アニメのサントラというと、そのアニメ独特の雰囲
気や節が出てしまい、また電子音楽中心の楽曲を多用するケースが多い。
あくまで、音楽として本格的に楽しむというような作品が殆ど無い中、
本作は貴重な作品の一つであろう。まさにアニメのサントラという先入観
をなくす逸品と言える。
アコースティック楽曲をメインとし、曲間には河井英里の美しい歌声が
神秘的な世界観を演出する。曲のバラエティは少ないが、音楽として
楽しむには十分だろう。
牧野由依やROUND TABLE feat.Ninoの歌も特別バージョンで収録されている
が、これは好みが分かれるだろう。
音質も申し分ない。良質なシステムでは、ギターの弦を弾く空気感や余韻
に浸れてとても心地よい体験が出来る。時間がゆっくりと流れる空間を
是非楽しんで頂きたい。オーディオマニアにもお勧めしたい。
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[ CD ]
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GUNDAM SINGLES HISTORY
・テレビ主題歌 ・池田鴻 ・堀光一路 ・戸田恵子 ・やしきたかじん ・井上大輔 ・鮎川麻弥 ・森口博子 ・新井正人 ・ひろえ純
【キング】
発売日: 1998-08-21
参考価格: 2,800 円(税込み)
販売価格: 2,519 円(税込)
中古価格: 2,310円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. 「機動戦士ガンダム」~翔べ!ガン... 2. 「機動戦士ガンダム」~永遠にアム... 3. 「機動戦士ガンダム」~シャアが来... 4. 「機動戦士ガンダム」~きらめきの... 5. 「機動戦士ガンダム」~いまはおや... 6. 映画「機動戦士ガンダム」~砂の十... 7. 映画「機動戦士ガンダム」~スター... 8. 映画「機動戦士ガンダム2・哀 戦... 9. 映画「機動戦士ガンダム2・哀 戦... 10. 映画「機動戦士ガンダム3・めぐり... 11. 映画「機動戦士ガンダム3・めぐり... 12. 「機動戦士Zガンダム」~Z・刻を... 13. 「機動戦士Zガンダム」~星空のB... 14. 「機動戦士Zガンダム」~銀色ドレ... 15. 「機動戦士Zガンダム」~水の星へ... ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
当時、出始めに購入しました 当時(今から約20年以上前だと思う)、噂でガンダム主題歌のベスト版が出ている、しかも限定版で売れ切れたら終わりらしい・・・と聞き、急ぎ秋葉に出かけたことを思い出します。もちろん、今でも持ってますよ。しかも聞いてます(笑)子どももファンですよ、ファースト(昭和)シリーズですが。
今でも普通に聞くことができるし、古い感じもしません。ガンダム偉大なりです。僕個人としては、ZZまで入っていることに、まず感動しました。また、映画版の主題歌・・・砂の十字架・・・にぞっこんだったので、嬉しい限りでした。
当時まだレコードが主流で、CDはまだまだ出始めの頃でした。オーディオもないのに、購入した昔の自分に乾杯!です(笑)
聞いて良し、持って良し、歌って良しです。
持ってない人、コピー版しか持ってない人・・・モノホンを買いましょう!
主題歌ならコレ! ファーストガンダムからガンダムZZまでの歌曲を網羅した一枚。
これ一枚あるだけで初期のガンダム主題歌は全てカバーできます。
初心者ファンから長年のファンまでおすすめ出来る一枚と言えるでしょう。
1st、Ζ、ΖΖが集結。 あの諸作品の曲が全て(劇場版機動戦士Ζガンダムを除く)聴ける!その上約2500円という低価格。
これら一連の作品が好きな人はぜひ手に入れられるとよいと思います。
懐かしい 哀戦士が無性に聴きたくなって、買っちゃいました。
あの頃の井萩麟(富野良幸)は冴えてたねぇ。
そして、今は亡き井上大輔に合掌。
「一千万年銀河」が意外に良くて再評価。
最近注目された方にはいいかも。 ラインナップもきちんと主要曲は収録されていますし、音もそれなりにいいです。安い値段でこれだけの名曲の数々がきけるのなら充分買うだけの価値はあると思います。作品の世界観を活かして作曲をしている渡邉、松山、井上、馬飼野氏などの優れた才能に聞きほれていただきたいですね.
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[ CD ]
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Inspiration is DEAD
・凛として時雨
【インディーズ・メーカー】
発売日: 2007-08-22
参考価格: 2,000 円(税込み)
販売価格: 1,801 円(税込)
中古価格: 1,400円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・凛として時雨
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カスタマー平均評価: 5
音楽という生命。 それぞれのパートが乱れ放つ音。
甲高く乱舞する声。
何よりスリーピースとは思えない音圧。
それは、まるで心の中を抉りながら暴れる生き物のよう。
前作までと比べ、良い意味でうまくまとまっている。
そのせいで少し破壊力が減ったようにも感じる。
なので星4つ。
取っ付きやすいナンバーガール 良い意味で丸くなってきていて、でもその中にちゃんとトゲも残っているので、これまでのアルバムの中で一番聴きやすいアルバムだと思います。所々にナンバーガールを彷彿させる箇所があり、ナンバーガールを好きな人は所々で「お、これはあの曲のあそこみたいだな」と気付くかと思います。特にM-8の曲の頭はナンバーガールのまんまといった印象でした。そこが良いところでもあり、弱点でもある気がします。これからどう変化するか楽しみなバンドです。
度肝を抜かれる 素晴らしいアルバムですね。2007年のアルバムでも、最高の出来です。 特に「am3:45」この曲は衝撃的です。 それ以降のアルバムの流れも凄まじい。凛として時雨を聴こうと思ってる方は、この作品だけではなく、全て聴いてみて下さい! でも、好き嫌いが分かれそうですが…
暴れる言霊 とてもインパクトがある。
ツインボーカルの叫びのような歌声に叩きつけるドラム。
バンド=ボーカルのバンドが多い中でこのバンドはバンド=全員 全員がいてはじめて凛として時雨になっている 誰も足を引っ張らない凄さ。
ただ歌詞カードがないと歌詞がわからない曲が多い。
歌詞をこちらが覚えることを前提にしてもいい人になら間違いなく素晴らしいバンドになると思います。
いいですね 前作も良かったけどこのアルバムもとても満足出来ました。
個人的にこのバンドの良い時期に聴くことができて本当に良かったと思ってます。
今の勢いのうちにどんどん曲作って欲しいです。
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[ CD ]
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ゴダイゴ・グレイト・ベスト1 〜日本語バージョン〜
・ゴダイゴ ・ミッキー吉野 ・山川啓介
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 1994-05-21
参考価格: 1,835 円(税込み)
販売価格: 1,650 円(税込)
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- 収録曲 - 1. ビューティフル・ネーム 2. ハピネス 3. ガンダーラ 4. 銀河鉄道999 5. ホーリー&ブライト 6. リターン・トゥ・アフリカ 7. ポートピア 8. ナマステ 9. 愛の3イヤーズ 10. アフター・ザ・レイン 11. ドキ・ドキ・サマー・ガール 12. (カミング・トゥゲザー・イン)カ... 13. ア・グット・デイ 14. マジック・カプセル 15. サラダ・ガール ・・・
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カスタマー平均評価: 5
名曲ぞろい 40台の私にはとてもなつかしい曲ばかりです。
銀河鉄道999好きでした。ゴダイゴの曲で当時の雰囲気を思い出しました。
夏目雅子がでていた「西遊記」なつかしいです。
ビューティフルネーム、名曲ですね。
日本の「洋楽」 僕は1980年生まれなのでゴダイゴの人気が一番すごかった時のことを知りません。
子供の頃、堺正章さんが演じてた「西遊記」を再放送で見て、
そのとき流れていた曲がゴダイゴだったので、子供ながらに
ドラマとマッチしていて、いいなぁと思ったのを覚えています。
大人になり洋楽を聴くようになり、あるとき「そういえばゴダイゴの音楽って洋楽っぽかったな」と思い出し、このCDを買いました。
聞いてみてまずただただ驚きました。これはあきらかに「洋楽」です。
とても日本の音楽とは思えません。しかも自分が生まれる前の音楽というのに衝撃を覚えました。
ゴダイゴは日本の中の「洋楽」だと思います。
日本語の方が馴染み深い曲もあるょね☆…いいょ! このベスト、英語盤も出ていますが、やはり「ガンダーラ」は日本語の方がしっくりきます(もちろん英語盤を否定する訳ではないですのですが…)。あの日本語での素朴な歌い方がインパクト強いですからね。他に「銀河鉄道?」も、一般的には日本語の方が馴染み深いかも。ただ、この曲は英語版もカッコ良過ぎるのでどちらを聴いても損はないはず。まっすぐに伸びるような(まさに銀河系に向かうような)あのダブルヴォーカル&エコーが気持ちいい!なにはさておき、英語盤ももちろんですけど、この日本語ベストもタケのVoはうま過ぎるので(もちろんバックも)必聴盤ですょ☆ぜひ、聴いてみてくださいね!
ガンダーラを聴きながら 時々、無性にガンダーラが聞きたくなる。たいした名曲で、聴くたびに歴史の闇に消えていった偉大な旅人たちへの憧れを誘い、ものぐるしい感じに襲われる。
このCDは、ゴダイゴの全盛時に書かれた名曲をもれなく収録している。そしてそれ以外の知らなかった佳曲も収められている。リーズナブルで、損のしようのない構成になっている。お勧めです。
ゴダイゴ サイコー! 中学時代に友人がオリジナルで編集してくれた、ゴダイゴベストのカセットテープを思い出した。とっても懐かしい!
「ガンダーラ」や「銀河鉄道999」、「モンキー・マジック」などは、ラジオやテレビで聞く機会が何度もあったが、「ホーリー&ブライト」、「ポートピア」、「(カミング・トゥゲザー・イン)カトマンズ」などは本当に久しぶり。
30代以上には、とっても懐かしい曲ばかりだ。
ゴダイゴ世代でない方にも、ぜひ聞いて欲しい。
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[ CD ]
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ドヴォルザーク・イン・プラハ
・小澤征爾 ヨーヨー・マ ・シュターデ(フレデリカ・フォン)
【ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル】
発売日: 2004-11-17
参考価格: 1,680 円(税込み)
販売価格: 1,511 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. 序曲「謝肉祭」op.92 2. ロマンス ヘ短調op.11 3. 「ボヘミアの森から」op.68~... 4. ユモレスク第7番変ト長調op.1... 5. 歌劇「ルサルカ」~月に寄せる歌 6. 詩篇第149番op.79 7. ユモレスク第1番変ホ短調op.1... 8. 歌曲集「ジプシーの歌」op.55... 9. 歌曲集「ジプシーの歌」op.55... 10. ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥ... 11. スラヴ舞曲第10番ホ短調op.7... 12. スラヴ舞曲第15番ハ長調op.7...
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カスタマー平均評価: 5
ユモレスクは秀逸 元来がピアノ曲、クライスラーの編曲でバイオリン名曲と知られていますが、ガラ・コンサート様に編曲された「バイオリンとチェロと管弦楽伴奏」は、奥行きがあって聴きものです。
感動枯れぬユーモレスク 死ぬほど感動しました。
こんなにもドラマティックなユモレスクがあったでしょうか。
小澤、ボストン響、ヨーヨーマにパールマンと、豪華絢爛なキャストのそれぞれの熱い思いが伝わってくるかのような、凄まじい演奏です。
何度泣いたかわかりません。
ユモレスクに限らず、すべてが美しく、ロマンにあふれ、感動的です。
絶対に持っておきたい1枚でしょう。
スラブ舞曲第10番を探して・・。 このアルバムにたどり着きました。ドヴォルザークの曲が凄く好きで、スラブ舞曲第10番の入ったアルバムを探していました。でも「これは!」というのが無く残念!と思っていたら偶然見つけました。
「交響曲新世界」や「ユモレスク」は色々な作品とカップリングされていますが、これはドヴォルザークの様々なジャンルからの作品集となっており、すごく満足です。指揮者から演奏者までが最高ですし。そして目的だった「スラブ舞曲第10番」は、今まで耳にしてきたのは単調な響きでしたが、これはバイオリンとチェロの音色も綺麗に響き素晴らしかったです。
ドヴォルザークの音色が好きなら本当にお勧めのアルバムです。
小澤征爾を初めて聴く方へ 小澤征爾さんのCDは数多くありますが、初めて聴く方に最もオススメなのはコレだと思います。
どの曲もわかりやすくて綺麗だし、この値段も嬉しい!
超豪華メンバーによる一夜限りの夢の競演と言える本作は、まさに一生物です。
演奏者に拍手 このCDは小沢がボストン交響楽団音楽監督就任20周年を記念して欧州ツアー の出かけた際、プラハで「新世界より」の初演100周年を称えて行ったコンサートのライブ。 ビッグネーム揃い踏みのコンサートだが、やたら記念が重なったうえに チェコ大統領の前でということで、みんなかなり気合いが入っていたようだ。 このCDの鬼気迫る演奏を聞くときっとそうだと思う。 めったにないオールスターの気合い入った共演がこの値段です。 お勧めです。
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[ CD ]
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アヴェ・マリア〜サラ・ブライトマン・クラシックス〜
・サラ・ブライトマン
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2001-11-28
参考価格: 2,548 円(税込み)
販売価格: 2,200 円(税込)
中古価格: 1,650円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. アヴェ・マリア 2. 私を泣かせて下さい 3. ウインターライト 4. エニィタイム・エニィウェア 5. アルハンブラの想い出 6. さよなら、ふるさとの家よ?歌劇「... 7. 夜の踊り 8. セレナーデ/ここは素晴らしい場所 9. 私のお父さん?歌劇「ジャンニ・ス... 10. ラ・ルーナ 11. ピエ・イエス 12. フィリオ・ペルドゥート 13. ネッスン・ドルマ(誰も寝てはなら... 14. バイレロ 15. タイム・トゥ・セイ・グッバイ ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
クラシックの声楽曲が苦手な人でも魅了されること間違いなし ゴージャスなオーケストラをバックにしたサラのあまりの美声に、普段クラシックの声楽曲が苦手な人でも魅了されること間違いなしのアルバムです。オペラのアリアではおそらく誰でも一度は聴いたことがある名曲、オペラのアリアではない曲でもクラシックの名曲を中心に構成した点が巧みだと思いますが、それら名曲を歌いこなして万人を包み込む圧倒的なサラの歌唱力があってこそ本作は成功したといえるでしょう。ポップスも収録されていて、それがリンダ・ロンシュタットの大ファンでもある私には何とも嬉しい、彼女の90年代を代表する「ウィンターライト」。同曲の作曲にも携わったリンダもサラによる素敵なカバーには満足でしょう。この曲が収録されているからでしょうか、本作は冬の季節にぴったりの感を持ちます。過去のアルバムで馴染みの曲も新録音のものが多いので要注意。
ハート・ウォーミングなこの1枚で素敵な冬を迎えましょう。なお、最後の曲は日本盤のみのボーナス・トラックです。
現在の私にとってヒーリング・ミュージックの最高峰! 何気なくレンタル屋さんでこのアルバムを目にして以来、音楽ジャンルを問わず、これほど私の心に染み入ったアーティストは知りません。
大袈裟な表現かも知れませんが、聴いていると汚染された心がまるで聖水で浄化されているようです。
『アヴェ・マリア 』と『タイム・トゥ・セイ・グッバイ 』が特に印象的で、気がつくとすっかりファンになっていました。
気合入りすぎかも この人自体は好きだし,声も澄んでて綺麗でいいのだが,このアルバムはあまり好きでは無い。
聴いてて疲れる感じがあるのです。ちょっと気合が入りすぎというか,こちらも音楽にひたすら
集中してないと行けないような・・・何というか,無理やり聴かされてる気がしてくるんですよ。
特に,アイポッドとかのDAPで聴き流してるとそう感じる。で,飛ばして別の曲へ。
結果,あんまり聴かないアルバムになってしまった。
サラを聴いて,クラシックに興味を持たれてこのアルバムを聴くのでしたらお薦めですが,
とりあえずサラを聴いてみようってんなら他のアルバムから始めた方がいい。
サラ初心者による初心者の為のレビュー (ワタシの実体験ですが)例えば結婚式などで“タイム トゥ セイ グッドバイ”を聴いてCDが欲しい衝動に駈られたはいいものの、「クラシックス」と「ディーバ:ベスト」どっちを買おうか迷った場合。買うべきはこの「クラシックス」です。(アレンジも含め)“タイム トゥ…”系の曲ばかりです。違和感無く「世界で最も美しい歌声」を堪能できます。「ディーバ:ベスト」の方はちょっと趣向の違う曲が多数入ってます。恥ずかしながら「クラシックス」の中の多くの曲が、TV・映画等で耳にしていたことにはじめて気付きました。サラ ブライトマン通のヒトからすれば、かなりイージーな楽曲ばかりかもしれませんが、ワタシみたいなイージーなリスナーにはマストです。
上手過ぎ 抜群の歌唱力を持った、サラ・ブライトマン。
クラシックの名曲を集めたアルバムです。
とはいうものの、一曲目などは完全なクラシックの歌い方ではなく、
サラ独自の歌い方になっていて、曲の新たな魅力を見出すことができます。
全体的におとなしくまとまっているので、就寝時に聴くのにオススメです。
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[ CD ]
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耳鳴り
・チャットモンチー
【キューンレコード】
発売日: 2006-07-05
参考価格: 3,059 円(税込み)
販売価格: 2,710 円(税込)
中古価格: 2,350円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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- 収録曲 - 1. 東京ハチミツオーケストラ 2. さよならGood bye 3. ウィークエンドのまぼろし 4. ハナノユメ(ALBUM Mix) 5. どなる、でんわ、どしゃぶり 6. 一等星になれなかった君へ 7. おとぎの国の君 8. 恋の煙(ALBUM Mix) 9. 恋愛スピリッツ 10. 終わりなきBGM 11. プラズマ 12. メッセージ 13. ひとりだけ
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カスタマー平均評価: 4.5
日本の夜明けぜよ 停滞感、閉塞感、無力感。
何かに期待するような無責任な空気。
こんなどん詰まりをぶっこわすのはきっと女子たちだ。
卑弥呼、推古天皇、紫式部、そしてチャットモンチー。
がんばれ女子たち。歴史に名を残せ。
聴くと、揺り動かされるキモチ。 恋愛スピリッツを何度も聴いていたら、ボーカルの息を吸い込む音が
よく聴こえるようになってきて、歌詞の、切実さがもっと体に入ってきた。
ストレートに人を好きになれた、10代の恋の一途さが保存されている。
それってきっと、もうママになったり、妻になったり、あるいは一生懸命
働いていたり、ちょっと休んでいたりする子も、聴けば思い出す。
ロックですね。 見た目の可愛さに惑わされてはいけません。しっかりしたロックです。よってロックが苦手な人にはきついでしょう。多少荒削りな感じもいいですね。そんなに多くはないかもしれませんがはまる人が確実にいると思います。
いいです ぜんぜん邦楽聞いてなかったんだけど、この前テレビでスタジオライブ見て、いいなって思って買ってみたらはまっちゃいました。リフ主体だけどメロディアスでだんだん盛り上がっていくとこなんか初期のスマパンかレディへって感じでいいです。格好いいロックバントになる可能性持ってると思うんだけど、今度でる新曲のシャングリラ聞いたらあまりにもポップでちょっとがっかり。
蒼い、多分、一度きりの蒼さ、故に切ない 今や全国区の人気と知名度を持つチャットモンチー。
メジャー1STだったこのアルバムからもその片鱗は聞いて取れる。
特にシングルになった3曲は名曲、オルタナティブ以降のギターサウンドとニューウェーブっぽい独特のリズムが織り交ざるハナノユメと恋の煙。
そして、多分、彼女たちにとっても転機になったシンプルで美しい恋愛スピリッツ。
ここで聞かれる音自体はロック特有の圧倒される切迫感はない。
例えばミッシェルやら近年なら9mmパラベウムバレットのようなロック的なへヴィではなく、くるりやスーパーカーの1STのように蒼さを閉じこめたという感じ。
ここには彼女たちが過ごしてきたであろう風景がある。
上京したての不安、将来への漠然としたイメージ、終わった恋愛、生きることの切ななど。
ただ、この蒼さは今に通じるものではなく、このアルバムですでに決別している。
彼女たちはいまはもうこの青かった時代にはいない。
多くのバンドが通ってきた道だ。くるりもオアシスもレディへも近年ならアクモンさえ・・・。
この前、フェスで彼女たちのライブを見た以前よりもパワフルになっていて、バンドとして上り調子にあるのだなと感じた。
ただ、この頃にあったような、蒼さはもう感じはしなかった。それがとてもうれしいと思うと同時に切ないなと思ってしまった。
たぶん、青春の終わりというのはこのアルバムのようなことを指すのだろう。
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[ CD ]
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Denim (通常盤)
・竹内まりや
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2007-05-23
参考価格: 3,059 円(税込み)
販売価格: 2,580 円(税込)
中古価格: 2,200円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・竹内まりや ・Alan Jay Lerner ・杉真理
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カスタマー平均評価: 4.5
飽きることのないアルバム! どう表現すればいいかわからない「想い」が湧き起こってくる。
人生はデニムのようだ……つまり新しい(若い)ときもいいが、
歳を重ねるとそれなりに味わいが出てくる。
その年齢にはその年齢のすばらしさがある。
彼女はそう言いたかったのだろう。
そしてその集大成的な曲が「人生の扉」だと想う。
五十路になった竹内まりやが、20代も、30代も、40代も楽しく愛に満ちていたけれど
50代はもっと素敵だと思う――と歌う。
そして年齢を重ねていくことの重みを自覚しつつ、
90になっても生きているよ、きっと……と歌う。
老いていくことは大変なことだけど、
人生にはそれでもきちんと「意味」があるのだから……と。
アルバムの最後に収められた「人生の扉」を聴き、
もう一度最初から12曲を聴いてみると、「その年代」だからこその
愛のかたち、人生のかたちが、竹内まりやの言葉で綴られている。
しかし説教がましい歌詞はひとつもない。
自然体なのだ。だから何度聴いても、一日中繰り返していても
飽きることがない。
私は彼女とほぼ同世代。自分の人生と重ね合わせながら
時には不覚にも涙を流し、時にはほほえみ、
ほとんど毎日のようにこのアルバムを聴いている。飽きることはない。
今作を手にしたのは、人生とうたとの良い付き合い方のかたちを見たかったからでした NHK『SONGS』で「人生の扉」に出会った瞬間から、今作の充実度が伺えましたし、何より齢を重ねる毎に我々にとってのうたも充実してゆくものなのだなという、妙なワクワク感を覚えさせてくれました。私は、ミドルエイジになったらうたとはどういう存在になってゆくのだろうかとよく考えるのですが、ひょっとしたら見合うラブソングも少なくなり、求めるうたの姿をとても見つけにくくなるのではと思っていたのです。しかしこのうたの、齢ごとに楽しみ、感じ、it’s fine to be 60といえる詞と光溢れるメロディに出会い、明るいうたがこれからも待っているんだという希望のようなものを覚えました。人生とうたとの関係はお互いがお互いを素晴らしいものにし合う相関だと思います。このうたはその道標のようで、人生を豊かにしてくれるほうへ導いてくれるナンバーに思えました。これから一人歩きして多くの人々の横を歩いてゆくスタンダードに成長してゆきそうですね。
さて作品は「君住む街角」から始まり、彼女らしいはずむような楽しさを伝えてきます。声の美しさや英語の品の良さがさすが。続く「スロー・ラブ」も今作の主題に沿って素敵な味わいをみせます。「返信」は変調して大人の深みに触れる瞬間が私は好きです。「シンクロニシティ」も聴き所で、彼女のミディアムバラードによる心地よさの真骨頂が味わえます。彼女の歌に流れる時間の品の良さは、本当に素敵です。一方で「ラスト・デイト」「終楽章」は“一人に戻るわ”とこれも彼女がずっと描いてきた世界。そういう歌ほど旋律が綺麗でドラマチックなんですよね。
作品は本当に充実しており、何となく竹内まりやらの世代のグッド・アーティストが、どういうふうにこれから人生の初秋に於けるうたを、素晴らしく歌い上げてゆくのか一つのかたちをみせてくれたような、重要な一枚になりえたのではないかと思います。
こういう生き方をしたい! 竹内まりあさん、20代のころからファンでした。ときどきCMで耳にのこるフレーズがまりあさんだったり。NHKに出演して50になっても変わらない歌声に感動。若々しい素敵な先輩というかんじ。
この「デニム」では、「シンクロニシティ」松たか子さんに提供した「みんなひとり」「人生の扉」をリピートして聞いています。「シンクロニシティ」不思議な偶然だけど必然っておもしろいですね。「みんなひとり」は、ドラマの主題歌で覚えていましたが、まりあさんが歌うとまたぜんぜん違います。歌詞がとてもいいです。「人生の扉」は、名曲としてずーっと残る一曲と思います。
なかなかのアルバムでした。 NHKのSONGの「人生の扉」を聴いて購入してみました。アルバム全体の印象は、さらっとしたオシャレな都会的な雰囲気を感じます。「人生の扉」は年齢的にリンクするものがあり、染み入るものがありましたが、正直、(男性の僕には)他の詩はあまり残るものはありませんでした。ただ全体のメロディには山下達郎さんのアレンジを強く感じ、竹内まりやさんの艶やかな声とともに知らず知らずに心地よく耳の残ります。僕にとっては「人生の扉」以外には、「デニム」っていうイメージではない気がするのですが…。都会のイルミネーション見ながらネクタイを緩め、流す車内で聴くには、なかなかのアルバムです。これからの秋にはよりマッチするでしょうね。
はっきり言うよ! はっきり言って正真正銘のおばさんが歌っているのですが、20歳台の頃とまったく歌声が変わりません。驚き以外のなにものでもありません。
他の方に提供した曲のセルフカバーなどがあるせいか、聞いた曲が多い気がします。
でも、それはその歌声に安心感があるため、聞いたこともない曲でもすんなり全身に入ってくるのかもしれません。
アルバムCDでは全曲中いくつかは気に入らない曲があるのですが、それがないのがこの竹内まりやのすごいところ。
なお、初回限定版にはボーナストラックで5曲おまけでついてます。こちらの通常版より確実にお得です。
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